転職の応募で最初の関門が「書類選考」です。
これを通過しないと、応募の流れがストップしちゃいます。企業調査、応募書類作成、写真代、切手代が無駄になってしまいますし、この状態が続くと心が折れてしまい、転職活動に対する意気込みも失くしかねません。
そこで「書類選考」を爆発的に上げる方法を解説しますので、参考にしていただくと書類選考通過率のアップが期待できる状態になります。
では具体的に何をすればよいのか・・・
職務経歴書の「分厚い説明補助資料」を追加で作成する
「分厚い説明補助資料」って何なのか
職務経歴書の内容補足を、A4サイズ20~30枚構成で作成した資料です。
職務経歴書に対する一般常識は、A4サイズで2枚以内にまとめて、経歴と実績を要領よくまとめて記載すること、などと、どの就職教科書にも書いてあり、これが誰が言い出したのかわかりませんが一般的な常識となっているようです。
これで送付したとしても他の応募者と差別化して優位にたつ(目立つ)ことはできないでしょう。
ですので「応募した自分を目立たせる」ために作成するものです。
「分厚い説明補助資料」は、どのように作成するのか
では作成方法です。
職務経歴書の主な項目に対する補足説明を記述します。
例えば、職務経歴書に、A会社在職時に「●●の事務を担当していた」、の項目があったとします。
職務経歴書には、「●●の事務を担当していた」、の右横に(資料**ページ参照)と記載します。
その記入した箇所の詳細説明を、「分厚い補助説明資料」に記載します。
あなたが営業職で、職務経歴書にB社における「Bプロジェクトを獲得した」という実績PR箇所があった場合、「Bプロジェクトを獲得した」、の右横に(資料**ページ参照)、という具合に記載し、その部分を「分厚い補助説明資料」に詳細説明を記載します。
内容的には具体的に、時系列、各種数値を述べ、扱い商品やサービスの写真(画像)を掲載したり、
出来る限りイメージできるように記載します。
あなたが在職した会社、職務ごとにPRすべき事項を抜粋して「分厚い補助説明資料」を作成します。
なぜ説明補助資料は「分厚い」事が必要なのか
目立つことが必要だからです。
応募書類は提出の段階で目立つことが必要ですよ!
ライバルの他の応募者は、大体は一般常識に従って応募書類を普通の作成の仕方で送ってきますので、採用企業の担当者が応募書類の封筒を手にした時から「なんか違うな」、と意識させることが必須です。
封筒を開封した時もインパクトがあります。他の応募者の5倍程度の分厚さの書類ですから当然ですね。
開封した時も、何が入っているのか、何が記載されているのか興味を持ってもらえます。
その内容が具体的で説得力があり、イメージできるものであれば、まず書類選考は通過します。
「分厚い説明補助資料」で効果はどうだったか (筆者の例)
筆者の「書類選考通過率」です。
3回分の実績をまとめてみました。
補助書類 有/無 | 転職活動期間 | 応募件数 | 書類審査通過数 | 通過率 |
無し | 4か月 | 14 | 1 | 7% |
有り | 3か月 | 25 | 6 | 24% |
有り | 2か月 | 8 | 3 | 37% |
「分厚い補助資料」を添付した後は、通過率が上がっています。
通過率が上がることにより、比較的短期間のうちに転職を成し遂げることが可能になったわけです。
ここで準備する応募書類の確認
応募書類の一式を念のため確認しておきます。
1.書類送付状
自分の入社に対する強い思い、ぜひ面談の機会をいただきたい、などの内容も記載しておくと
よいでしょう。
2.履歴書
記載する内容はある程度工夫をしてきちんと記載する必要あり。
ただ、この書類でライバルに差をつけることはまず不可能。
写真は重要なので、写真館で撮影したものを使用する。
3.職務経歴書
一般的には、これをA4 2枚~多くても3枚以内とされている。
4.分厚い説明補助資料
職務経歴書の主要な項目を、さらに詳細に説明した資料。
20~30枚構成で作成する。
5. もしハローワーク紹介案件であれば、「紹介状」を添付することになります。
*注意: 普段より書類の重量が増えますので郵便料金に気を付けてください。
転職エージェントも有効活用する
自分一人で転職活動するには限界がありますので、その道のプロに相談することも付け加えることを推奨します。
多くの転職エージェントが存在しますが、特徴のある4つを紹介したいと思います。
●営業職を希望の20歳代であれば、営業職限定で求人情報を豊富に保有していて、あなたをサポートする営業職のキャリアを持つキャリアアドバイザーが多数在籍しているのが特徴
●20~30歳代をターゲットに、転職トレーニングを提供しているエージェントで、あなたを転職市場で評価される各種応募書類の作成方法から面接対策まで、しっかりマンツーマンで受けられることが特徴
●正社員での就職・転職を希望する18歳~28歳を対象に、経験、学歴不問、幅広い経歴を考慮しながら最適な転職成就を共に目指すプログラムが充実
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何れも登録、面談は無料です。
数多くの転職エージェントにコンサルティングを受けてみる。実際に転職エージェントの雰囲気を感じてみる。
まず動いてみることが肝心です。
まとめ
どうしても通過しなければならない「書類選考」は、いかに目立つか、求人企業の担当者に気を引いてもらうか、が重要です。
就職教科書に書いてあることを、そのとおり実行していてもライバルに差をつけることは困難ですので、いかに工夫するかです。
その工夫の一つの方法として、今回の「分厚い補助資料作成」を紹介しました。
もちろん内容も重要ですので、常識的な基本を守りつつ、捻るところは捻って自分なりの工夫もプラスして挑んでいただければ、と思います。
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