今回以降、無事書類審査を通過して面接に挑むときに、どういうところに
気を付ければ失敗しないか、判断ミスを犯さないか、を解説します。
2.面接段階 ①ハローワーク経由の案件に対して
注意点
1.会社の内部を観察する
初めて会社の建物、フロアーに侵入することになります。
清掃は行き届いているか、新聞雑誌がフロアーの隅っこに積まれていないか。
どういうことか・・・会社の規律、姿勢が表れます。きちんとしているか、
あまりにも汚い、気になる、というレベルはやめるべき。
2.面接時において
初めて応募する会社の社員と接することになります。
身だしなみは言うまでもなく、入社前の人に対しての言葉遣いは通常、丁寧語を使いますが、そうでない場合は注意深く、逆に面接官を面接する気構えで対処してください。
面接でさえ、そのような調子であれば、通常業務時は推して図るべしです。
・面接官が従業員の場合・・・一次面接は、面接官が一般社員の場合もあります。その場合、まともな人であることが多いですが、会社の性質を表すものではないので注意です。会社はブラックなんだけど、上層部に従順で我慢して会社に居続けている場合が多いです。
この場合、ブラック度を感じることが難しいですので、会話の中から探って
見てください。
質問をすればよいです。御社は信賞必罰の方針なのか、個人主義なのか、
チームワーク重視なのか、臨機応変に話の内容をそれとなく変化させます。
少々慣れが必要ですが、練習すれば対処できます。
・面接官が社長の場合・・・二次面接以降、社長が登場の場合があります。
中小・零細企業の場合は社長がお山の大将ですので、全ての実権を握って
います。
社長の性格を知れば会社の性格もわかります。
社長と全くウマが合わない場合は、ブラック・ホワイトを判定する以前に
辞めておいたほうが無難です。
さて、社長との面接でブラック度を測る物差しは、営業の採用であれば、
「自分の給料分は自分で稼ぐことが重要」という事を強調する事がまず
挙げられます。
どこの会社でもある程度このような考えを持っていますが、繰り返し
言葉にするということは、通常業務中においても頻繁に出るという
事を意味します。
予算が未達成の場合、この言葉が出てきますよ。ひどい場合、最後には
「給料泥棒」など口に出す社長もいます。ブラックですね。
また、会社規定から逸脱するような、極端な話を出す場合も危険度が
高いです。
例えば、給与条件は、年俸制、歩合制、固定給(月給制)どれが良いか、
というような場合です。
あらゆる面で突拍子もないことを言い出す、理不尽なことを要求する、
ということになりかねません。
疑問に思った場合は、遠慮なく質問しましょう。「御社の会社規定で
定められているのですか?」、と訊くだけです。
その時の回答、反応を見ます。
面接時においては、ブラック度を測る良いチャンスですので有効に
利用します。
いやあ、それどこではないよ!! 受け答えだけで精一杯だよ!と思う
読者の皆様、大丈夫です。
まとめ
面接といいましても、所詮、人と人との会話です。
上手くいく面接というのは、気楽に、会話できたかどうか、です。
気楽に会話できる場合は、面接官との相性が良い、ということも
言えますよね。
そうでない面接のときは、結果はそれなりです。
社長が面接官の時の面接で、ブラック度はある程度判断可能です。
ただ、面接官も猫を被っている場合がありますので、油断は大敵です。
わからない、見抜けない場合もあります。
でも、そういうブラックを排除する最終段階はあります。
内定後の手続き段階においてです。これは今回のテーマから外れて
しまいますので別の機会に解説します。
2020年9月18日
転職キャプテン
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