前回に引き続き、ブラック企業を選別し、相手にしないようにするための方法を解説する2回目です。
1.企業調査・検討段階 ②転職エージェントに対して
転職エージェントに登録し、使用する場合においての解説です。
まず転職エージェントの特徴
転職エージェントでは、自分の転職を手助けしてくれるコンサルタントが相談に乗ってれ、希望する企業を紹介してくれます。
コンサルタントが自分で開拓した企業もあれば、他のコンサルタントから引き継いだ企業、その他、具体的に担当がついていない、単に転職エージェントに登録があるだけ、といった企業があります。
転職エージェントに登録されている企業(転職希望者ではありませんよ、企業も求人したい場合、また、目先急いで人を募集したくない時でも優秀な人材がいた場合に採用したいといって依頼、登録している状態にある状態)は、転職エージェントからするとお客様という扱いです。
転職エージェントも名の知れた大手、こじんまりしたところ、いろいろと存在します。
大手エージェントは、扱っている業界、企業ともなんでもあり、といったデパート的なところです。
それに対して、こじんまりしたところは、ある業界に特化したり、特殊な業界を専門に扱っている場合があります。
どちらが良い、ということではなく、自分が広い範囲内で転職先を探したいという場合や、この業界内で探す、という場合もありますので、自分に合うところに登録すれば良いでしょう。
求人情報に対して
●転職エージェントのコンサルタントから、あなとの希望に合う企業の紹介を受けたら、求人票の基本的な項目を注意深く見ましょう。
明らかにブラックだとわかるようなひどい状態の企業は、転職エージェントとしては扱いませんが、慎重に主要項目を見ます。(ハローーワーク編も参照下さい。)
●求人票で不明な点、疑問に感じたりする箇所があればコンサルタントに質問します。
明確な回答が得られない場合は調べてもらいましょう。
コンサルタントが担当している企業と懇意な場合は、企業風土、経営者の気質、仕事の進め方等、熟知している場合が多いので、情報をうまく入手することができます。
コンサルタントが担当しておらず、転職エージェントに登録があるから紹介された企業の場合は、そのコンサルタントも企業を訪問したことがなく、求人情報の内容しかわからない、という場合があります。
この場合、他に担当したことがあるコンサルタントが分かれば、問い合わせてもらうことです。
それでもよくわからなければ、コンサルタントに実際に企業を確認してもらうなど、手間がかかってもやるべきです。
●自分自身で調べること
他人に頼ってばかりでもいけませんね。
ネットの口コミを調べてみてください。最低2つのサイトで。
ネットの企業口コミは結構使えます。転職エージェントが扱う企業は、そこそこ中堅以上、中小でも比較的しっかりした会社が多いので、口コミの対象にあります。
自分も過去在職した会社(3社)に関する口コミサイトを調べましたが、ほぼ事実でした。
給与、社風、福利厚生、その他、少し吹いた感じで記述する人もいますが、大体合っていますね。これを使わない手はないです。
まとめ
転職エージェントの特徴を踏まえ、コンサルタントを信用し、自分の味方になってもらいましょう。
コンサルタントを頼る部分、自分で行動して情報収集することを両立させて最大効率を求めることが重要です。
疑問点を残さず、納得したうえで次の行動(応募)に結びつけるように、です。
次回は、1.企業調査・検討段階 ③知人・コネ に対して、後日解説します。
2020年9月16日
転職キャプテン
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