Go to travel さなかの旅行業 転職を考える

準備

旅行業に関する転職事情をどのように考えれば良いのでしょうか。

旅行が好きで他の業界から旅行業界に転職したい人、逆に新型コロナウィルスの影響を受けて壊滅状態に陥った旅行業界から抜け出したい人、二通りがあり、それぞれお悩みの方が大勢いらっしゃるはずです。

現在の状況を踏まえ転職を考える場合、どのような行動をとれば良いか、この記事があなたの判断の手助けとなれば幸いです。

旅行業 コロナ禍で大打撃を受けたが、2とおり転職を考える

新型コロナウィルス感染防止のため、世界的に行動の制限が人々に課されたため、人の移動が極端に減り、人の移動にかかわる商売に甚大な影響をもたらしました。

第二次世界大戦以来の世界的な人類が直面した危機といえる状況にありますが、その今、旅行業における転職を考えてみます。

・旅行業の現状

一般的にみれば世界的に旅行業が壊滅的状態に陥った状態が継続しています。

日本では政府主導のGo to travel キャンペーンを打ち出し、何とか活気づけようとしていますが、ニュースを見る限り観光地はそれなりの賑わいを見せています。

今までにない、予約状況の高級宿泊施設もあるようで、一定の効果は認められるようです。

旅行業界は復活しつつあるのか、と思われる節もあると思います。

ただ、これはGo to travelキャンペーンの一時的効果とみたほうが良さそうです。

企業の倒産も継続して出ています。冬のボーナスは減ると予測したニュースが多いです。

9月の中間決算で上場企業であっても赤字企業も多いと予測され、来年3月の本決算も赤字に陥った企業も多数出てくると思われます。

企業が赤字に陥ってしまうとボーナスの財源が無いか減っている状態ですので、満額の支給は期待できなくなります。

そうすると人は節約をする方向に舵を切ります。生活必需品を購入する以外の支出は控えるようになります。

旅行は生活必需品では無いので、人は旅行をしなくなります。

しばらく、旅行業の苦戦は続きます。これが、実情です。何年継続するかは不明ですが、最低あと1年は続くでしょう。

この状況を踏まえて転職 2とおり考えてみます。

A.旅行業から転出する場合

旅行の売り上げが激減する中、仕事量も減っていますので人員の余剰感が出てきます。

会社としては早期退職を募る、などの対応をとる動きが出てくると思われます。

他の業界へ転職を考えていた人は、早期退職での条件を検討してみて納得がいくものであれば

考えても良いと思います。

ただ、早期退職は応募から退職までの期間が短い傾向にありますので、転職(旅行業からの転出)を考えるのであれば準備は開始しておいたほうが良いです。

例えば、早期退職の実施発表が4月1日とします。早期退職の応募受付期限が5月31日で区切られるとしますと、応募期間が2か月間しかないことになります。応募期間受付から1か月後、6月30日に退職。とすると、早期退職実施の発表から応募締め切り、退職までで3か月しかないことになります。でも大体こんな感じです。

早期退職実施の発表があって、それから転職活動を開始し、早期退職に応募して在職中に次の会社に就職、というのはちょっと無理があると思われます。

出来ないことは無いですが、転職活動開始から次の会社に入社を果たすまで3か月は厳しいです。

思い立ったら活動は開始しておく、です。

B.旅行業へ転職したい(転入)の場合

旅行業は著しい業績低迷傾向にありますので、困難な時期といえます。

こういったときには、待遇を有利な状態で募集することもありませんので、しばらく世の中の動きをじっくりと観察して、回復方向へ反転するときを見極めるべく注視することをお勧めします。

無理に動く時期ではありません。

ただし、転職活動は開始です。

まとめ

旅行業は今、Go to travel キャンペーンのお陰もあり、息づいているように見受けられます。

ただ、このキャンペーンも終われば元の状況に戻ることは大いに予想されます。

旅行業から転出または転入を希望している人は、今置かれている状況を冷静に判断しながら、転職活動は少しずつ開始するべきです。

チャンスが巡ってきたときに即対応できるように。

2020年10月5日
転職キャプテン

 

 

 

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