今回は、転職エージェントに紹介された企業との面接において、ブラック度を感知して誤った企業選択をしないよう気を付けるべき事を解説します。
2.面接段階 ②転職エージェント利用による案件に対して
一般的に、転職エージェント扱いの案件でそれほどひどいブラック企業は無いと
思われますが、気を抜くことはできません。
注意点(例)
・面接場所(会議室または応接室)が整理整頓されているか。
されていない場合、規律にルーズなところがあったり、いい加減な仕事を
している部分もある、と思ってください。
必ずしもブラックとは言えませんが、気を付けるべきです。
給料の支払い、人事処遇、何より会社の仕事に対する姿勢、感覚を表します。
・会社に業務に関係ない私物が置かれていないか
会社規模によって多少傾向がありますが、中小企業の場合に多いのですが、
ゴルフ道具、健康運動器具、その他個人的趣味の対象物が置いてある。
これは、経営者が公私混同している場合が多いです。
会社の自分のもの、会社の金も自分のもの、という感覚でいます。
これは間違いありません。自分の個人的趣味に使うお金も会社のお金も
自分のもの、という認識です。
この場合、会社経費も社長など経営者の個人的なお金から支出するという
感覚ですので、経営者自分自身以外が経費を使うときには非常に厳しい
見方をされます。
成果が得られなかった出張であった場合、出張費用の支払いにも難癖を
つけられたりします。
つまりブラックの要素が多いです。
では、具体的に面接時に何をすれば良いか
シンプルに質問することです。面接会場(会議室や応接室)にゴルフ道具が
あった場合は、「ゴルフ道具が置いてありますが、御社にはゴルフ部などが
あるのでしょうか。」、と質問し、YESの場合「お忙しい中、どのように練習
時間を確保されていますか。」。NOの場合「御社ではゴルフをされている
社員は多いのですか。」などと探りを入れましょう。
まとめ
転職エージェントによる紹介企業であっても、ブラック企業は存在します。
面接時には時間に余裕をもって出かけて会社の周りを一周し、玄関を入って
から面接会場までの会社内部の雰囲気を感じ取ります。
面談時には面接官を逆に面接するんだという気構えで臨むことが重要です。
疑問や違和感を感じた部分については質問することです。
これでブラック度判定の一つの判断材料になります。
失礼にならない範囲で遠慮せず、のやり方です。面接時は対等な立場です。
是非、実行してください。
2020年9月19日
転職キャプテン
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