差をつける履歴書の書き方

初めに

ここでは履歴書のいろはを説明するのではなく、履歴書を構成している各部分の記入の仕方で特に気をつけたい箇所、そしてライバルと差をつけるための説明をします。

私は営業でしたが、会社の人事担当から依頼されて応募者の履歴書チェックをした事がありますので、その時の体験を基に簡単に説明します。

各記入欄説明

  • 日付  記入日、ポストへの投函日を記入するのが一般的です。
        あまり気にする必要はありませんが、応募する会社に到着する日に
        ちから離れすぎるのは印象がよくありません。
  • 写真  写真はかなり重要です。髪型、ひげ、女性なら化粧、男性なら
        ネクタイの曲がり、根暗顔、表情、に気を付けます。
        写真屋を利用しましょう。街角の写真ボックスは履歴書用としては
        お勧めしません。
  • 免許・資格  直接仕事に関係していなくても全て記載するのが良いと
           考えます。
           履歴書では、ライバルと差別しづらいので印象付けるため
           有効と思います。
  • 志望動機  履歴書では記入するスペースが小さいので、簡潔に前向きな
          理由を記載しますが、できるだけ応募する会社の特徴や経営
          方針などをネットなどで調べて、自分と相性が良いという
          内容を感じとれる表現をつかうと良いでしょう。
          (例:御社の、目先の利益より顧客との信頼関係を構築する
           事を優先せよ、の方針は私の信条と合致するので、など。)
  • 趣味・特技  なるべく多く記入します。
           ただし、一般的に飲酒、喫煙、競輪競馬などのネガティブ
           イメージを持たれやすいものは、やめておいたほうが無難で
           しょう。
    スキー、登山、の場合、単にスキー、登山ではなく、
           スキー(基礎スキー、山スキー、競技スキー)、
           登山(好きな山域:南アルプス、雪山登山)、などと少し
           参考になるコメントを付します)
           人事の採用担当者と同じような趣味であれば、ライバルが
           多くいて、どちらを選ぼうかと考えたときに有利に働きます。
           人は、他人と共通するところを探す動物です。共通項があれば
           親近感がわきますよね。出身地が同じだと、いかがですか。
           それと同じです。
  • 通勤時間   1時間半以上の長い場合は、不利になる可能性があります。
           せっかく採用しても遠距離通勤者は退職する可能性が高い、
           という事実はありますね。
           人物が優秀で採用したとしても、途中で辞められたりすると
           会社側もコストをかけて採用しているわけですので、また
           余分なコストがかかるし、迷惑も被ることがあります。
           ですので、通勤時間が長い場合、虚偽表示は厳禁ですので
           正直に記入し、履歴書の本人希望欄に、内定後に引っ越す、
           または引っ越さないまでも問題ない旨、コメントしておいた
           ほうが良いです。

まとめ

履歴書は、ライバルと差別化しづらい書類ですので、小さな記入欄の一言一句を
印象付ける表現に。

尚、特に手書きを指定されている場合を除き、名前を含め全て活字でOKです。

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