営業職で転職希望し、求人に応募する場合、まず書類作成しなければなりませんが、何をどのように書けば良いのか。
書類選考を通過するために工夫するべきポイントは何か、説明します。
この記事は、今まで書類選考の通過率が低くてお悩みのあなたの参考になると思います。
営業職の場合です。
職務経歴書に新規顧客開拓の実績を記載する
営業職に求められるスキルは新規顧客開拓能力
営業職の求人で、求められるスキルは新規顧客開拓能力です。
経営の神様P.F.ドラッカー氏も本に書いていましたが、企業がやるべき仕事は「新規顧客の開拓と、その維持」です。
顧客を維持することは、普通に仕事をこなせる人であればたいてい務まります。
しかし、新規顧客の開拓は簡単ではありません。
売り上げを上げていこうとする企業は、既存の顧客の深耕も行いますが、それだけでは伸びしろが小さいため、新規の顧客(市場)を開拓する必要があります。
それを担う人が必要です。筆者も営業職ですので営業職へ応募して実際に体験しましたが、求人票に「新規開拓をお願いします。」という内容が無くても、求人企業の要求する職務は「新規開拓」でした。
なぜ新規開拓能力を持った人が求められるのか
新規顧客開拓は進んでやる人もいませんし、得意な人も少ないからです。
営業職といいましても、既存の顧客をフォローする、いわゆるルートセールスであったり、販売員的な仕事の場合は、比較的やりやすいので競合が多いです。
新規顧客開拓において何社開拓してどの程度の売り上げを上げたか具体的に書く
あなたが新規開拓した顧客(できれば社名も問題ない程度に出すと具体性が高まる)、何をどの程度の売り上げを上げたかを記載します。
アプローチ開始から売り上げ開始時期を具体的に。
特筆するエピソードがあれば盛り込みましょう。
新規顧客開拓をしたことが無い場合はどう書くか
既存の顧客内で拡販した実績を記載する
例えば既存商品Aを販売していたけれども、あなたが新たに商品B,商品Cを売り込んで売り上げ増に貢献した、という内容を記載します。これも具体的に記述します。
新規顧客開拓を計画していることを記載する
ちょうど新規顧客開拓の必要性を感じて取り組もうと計画しているところだった、という内容を付け加えて、やる気をPRする形にします。
職務経歴書と、それを補足する「分厚い説明補助資料」をセットで作成する
2~3枚の職務経歴書だけではインパクトがないので、前回の記事で解説したように「分厚い説明補助資料」をセットで作成します。
同時に「転職 書類選考の通過率を爆発的に上げる方法 【実験済み】」という記事も参照下さい!
その他の書類について
履歴書は、特に注意する項目として「志望理由」がありますが、応募先の会社の内容を良く勉強して
的外れな動機にならないよう気を付ければよいでしょう。
この項目はじめ、他の趣味などの項目で他のライバルと差をつけることは困難です。
他の記事でも記しておりますが、写真だけはできるだけ好印象のものを貼るようにしてください。
まとめ
営業職を中心とした求人に対する応募書類に記載する内容について解説しました。
書類と言いましても「職務経歴書」に関する事項だけですが。実際、書類選考は「職務経歴書」の比重がかなり大きいです。80%程度は占めます。
営業職の求人内容は表現がどうであれ、ほとんどが「新規顧客開拓」であることを認識して職務経歴書に自分の実績を盛り込んで作成したほうが良い、ということです。
そうすることにより、書類選考での通過率が上がります。
2020年9月30日
転職キャプテン
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