転職の応募 書類選考で通過確率を上げる為に何が必要か

書類作成

転職で求人を見つけて応募する際、最初の関門である書類選考を通過するために工夫が必要なことは誰しもわかっていることです。

しかし何をどうやれば良いのか、通過する確率を上げる為に何が求められるか、今一つピンとこないと思います。

昨年の話ですが、転職活動でなかなか書類選考を通過できない人から電話があり、筆者の経験を基にアドバイスしたところ、3か月後には入社が内定した、という実話を披露します。

書類選考の通過率を上げるための方法を知ることができます。

転職での応募書類 ライバルとの差別化は? 目立つか?

書類選考に通過しないので困っていると言ってきた人に、聞き取りをした

転職活動を始めて、20件ほど応募したとのことであった。期間は4か月経過。

書類選考を通過できないため、もちろん面接も受けられない。

面接に進めば内定獲得の自信があるとのこと。

●書類の内容は、

・履歴書・・・ひととおり、学歴、職歴、志望動機など簡単に記入した。記入欄が小さいため、
余計なことは省いた。写真は、街頭にある証明写真機のもの。

・職務経歴書・・・一般的とされている、A4コピー用紙2枚にまとめた。
内容は、社会人になって30年で経験した営業活動の内容を記入した。大きな商談を獲得したことを
2~3件盛り込み、A4コピー用紙2枚という制約で、大したことは記入できないため簡単にした。

あと、送付状に簡単に自己PRを記入して添付した。

●応募先は

販売系、運送系、サービス系の会社で職種は営業。今まで営業一筋なので。

●今後、どうしたいのか、について

どうしても会社を変わりたい、転職をしたいので、このまま求人の出ている会社に応募する、ということであった。

 

筆者が感じた 書類選考が通過しない原因

特別、これといった目立つところがないのでは? だからスルーされてしまう。

履歴書で効果的にPRはできないため、職務経歴書の内容で勝負することになる。この点、

職務経歴書も簡潔明快に記載する、というのが常識となっていて、その常識に従っているので、他のライバルと一緒、大差ない状態になっている、と考えた。

履歴書に貼る写真は、証明写真機というコインを入れて自動で取ってくれる写真ボックスのものを利用している、ということも気になった。

ちょっと顔に特徴があるため、きちんと撮影しないと余計に特徴が目立ってしまうかな、とも。

とにかく、応募書類が埋もれてしまわないようにする、気に留めてもらえる書類にする必要があるなと感じた。

応募書類のボリュームを増やすことをアドバイスした

どのように応募書類のボリュームをふやしたのか

現行の職務経歴書が2ページ構成になっている。

その内容を増やすとページも増えて、読みづらくなる。

なので、

職務経歴書の内容を説明する、いわゆる補助資料を作成して添付することをアドバイスしてみた。

できれば20ページ程度。ちょっと多いと思うけど、中途半端では意味が無い。

 

営業で大きな受注を獲得した事例について詳細を記載

一つ一つの商談で受注を獲得した案件について、

・商談のきっかけ(できればこちらから仕掛けた、という内容で)
・商談でのキーパーソンとの信頼関係構築方法
・競合の調査方法(強み弱み)
・商談を前に進めるための工夫
・商談における障壁と、それを乗り越える為に何をどうしたか
・受注決定の決め手
・受注金額(多少盛っても良い)

をまとめて記載することに。

 

どのように職務経歴書の内容説明補助資料のページを稼ぐか

ページ数を多くするためには、

説明案件を増やす
写真を用いる
文字を大きくする

など。

 

再チャレンジ用 応募書類はどうなったか

履歴書     大きな変更なし。写真を写真館で取り直したものを使用

職務経歴書   変更なし。

職務経歴書内容説明用の補助資料(追加で作成)
20ページほどにしたもの。ちょっと無理して作成した。

・もちろん送付状も

応募書類のボリュームを増やした結果 どうなったか

結論  3か月後に内定した。

書類選考の通過率はどの程度だったか

応募4件目で書類選考通過し、面接に進んだ

この時点で書類選考合格率25%。 それ以前は、20件応募してゼロだったことを考えれば進歩あったと考えられる。 まぐれかもしれないが、ま、いいか。

結局、書類ボリュームアップ後、応募10件で書類選考通過2件、書類通過率20%となった。

書類選考通過2件で、内定は1社であった。

考察

応募書類のボリュームアップによる書類選考通過率は、効果がある、と考えられる

筆者も、実践して劇的に書類通過率は向上した。

常識だからと言って、普通に常識どおりにしていてもライバルに勝てない可能性がある。

常識は守りながら、ちょっと工夫する部分で違いを出す必要がある

 

転職エージェントにも相談する価値あり

自分で工夫することも必要ですが、その道のプロである転職エージェントも相談することも非常に有効です。

多くの転職エージェントが存在しますが、特徴のあるところを紹介したいと思います。

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まとめ

転職、中途採用の応募でライバルに勝つために、ちょっとした違いを出す工夫が必要である。

最初に書類選考があるため、求人企業から面接してみたい、と思わせるかが重要。

目立つこと。もちろん内容もきちんとしたものであること。

*筆者の応募書類通過率データはこの記事を参照ください。
転職 書類選考の通過率を爆発的に上げる方法【実験済み】

 

 

 

 

 

 

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