転職の面接試験 どれだけ意外性のある内容を話して印象付けられるか重要

面接

書類選考を通過して臨む面接試験。教科書通りの受け答えをしただけでは、合格は難しいかもしれないし、また、

面接官から質問されたことに、淀みなく、前向きな、やる気が伝わる内容を答えたからと言って高い点数が取れるわけではないだろうな、と思うことがありますよね。

具体的に、何を、どのように「言葉にすれば」良いのか、筆者が実際に在籍していた上場企業で、私が一次面接試験の面接官をした時の経験からお話しします。
(注意:筆者は営業部所属でしたが、人事部から依頼を受けて面接を手伝いました。)

どのような内容の話をした受験者に対して良い印象を抱いたか、を解説します。

自分は何を勉強すれば良いか、見えてきます。

せっかく書類選考を通過して面接試験に進めたのだから、何としてでも内定を得る為にやっておきたい「プラスアルファの勉強」をすれば内定獲得に近づくことができるでしょう。

その勉強方法をお伝えしたいと思います。

転職の面接試験で話す印象深いデータ、話題は

一つでも面接官に「ほおー」、「そーなんだ」、と思わせられるデータなり情報をいかに話せるかが、重要になってきます。

ありきたりの、可もなく不可もなく、の模範回答をしても何も印象付けられないし、面接官からすると、「あー、また就職本に書かれているとおりの受け答えかー」、こればっかりだなあ、でしょう。

実際そうです。

筆者が人事部からの依頼を受けて面接官をしたとき、いました。教科書どおりの答え方実践者が。

これはこれで決して悪い印象を受けるわけではありません。

面接受験者の色が出ないんです。

面接官にはわかるんです。自分の言葉で語っていないということが。

これではライバルに抜きんでることは難しいです。

いかに「ほおー」、「そーなんだ」、と思わせられるデータを入手するための「プラスアルファの勉強」をするかです。

どのように、そのデータ、話題を仕入れるか 方法は?

・A 転職する業界の専門雑誌、機関紙、新聞を読む

普通の書店では販売していない、一般の人の目には触れない媒体を確認します。

これらは、公共の図書館を利用します。

業界、企業情報誌などを豊富に置いてあるかを確認しましょう

神奈川県であれば、企業情報誌やデータなどが豊富にあるのは神奈川県立図書館です。

ここは、業界向けの雑誌、発行物が豊富にあります。

・B インターネットで広く情報を拾う

誰でもが実施する項目ですが、くまなく検索していると意外なデータを入手することがあります。

丁寧に確認してみましょう。

・C 同業の会社とコンタクトしてみる 見積依頼や問い合わせなど

受験する会社と同業の会社とコンタクトを取ってみるのも一つの方法です。

筆者は、実際に実行したことがあります。

競合の製品を見積もってもらい、受験する会社の商品の粗利など推定しました(データ準備です。)

そして面接試験の時に、「売り上げと利益はどのくらい上げられると思いますか?」という質問がきました。

その時の答えは「**台と仮定すると、売り上げ***円で、利益は***円程度」くらいは見込みたいと思います、という内容です。

筆者はその会社に内定でした。

しかし、ブラックだったんです。この時の経験など生かして、皆様に失敗しないような情報をお伝えしたいという思いで記事を書き続けます。

面接試験官に印象付ける「データ」、「話題」 で合格率アップを狙う

業界の内容をいかに知っているか、転職者であれば前職の業界がどこであれ、中途採用=即戦力が期待されている訳なので、知識豊富な状態で面接試験に臨むことが必要です。

業界人でも知っている人が少ない「データ」をいかに仕入れるか、そして面接の場でそれを駆使して

印象付けます。

海運業界であれば、運賃相場トレンド、トレンドですよ、上昇傾向なのか下降傾向または横ばいなのか、現在どの傾向にあるのか。海上運賃は需要によって恐ろしく相場が上下しますから。

海運業界には船好きが多いということを想定して、面接時にも船の話ができるように情報武装しておきます。

船舶の建造シェアでいうと、韓国25%、中国23%、日本16% という大体のシェア。

タンカー価格(船を買うときの価格) VLCC で新船で約100億円 という価格。

国別の船の発注先として例ですが、ドイツは約50%を中国メーカーに発注している。

この類を、話の中で「データ」として出しながら会話を弾ませます

これが出来ると「業界を良く知っている、情報収集力があるな。」、と面接官を錯覚させることができるでしょう。

合わせてライバルに差をつける面接方法もご確認ください。⇒ここをクリックです。

まとめ

とにかく面接試験では、いかに自分を良い印象を植え付けられるか、ライバルとの違いを認識させることができるか、にかかっています。

ありきたりの質疑応答では物足りないことは明らかです。

面接試験を有利に運ぶために、内定に近づくために、希少性のある「データ」を数多く持っておいて、会話の中に盛り込むかが大事です。

2020年10月16日
転職キャプテン

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました