転職内定直後にブラックを見分ける為にすべきこと

雑記

無事内定を得たあなたは本当にその会社に入社しても大丈夫なのか、どのような方法で
判断すればよいのか悩みますよね。

そういうあなたに、私の実体験を基にした対処法をまとめてみました。

タイミング別に説明しますので、参考にすれば失敗する確率を確実に減らすことが可能です。

 

1.内定の通知があった時点

ブラックの特徴・・内定通知時点で、今日明日中に入社の意思を回答下さい、と
内定者の都合を考えずに会社都合を押し付けてくる。

対処法・・「自分に納得する形で入社したいので、1週間猶予をいただけますか?」
と願い出て時間を稼ぐ。

そうしないと、最終的に会社内容の確認作業ができません。

応募する前にも調査はしたと思いますが、内定後の調査で新たな事実が判明することも
多いです。(内定後は真剣度が違います。)

尚、面接時において脈がある場合は面接官から「内定した場合、どのくらいの期間で
入社できそうですか?」、と高い確率で質問されますので、「おおよそ1.5~2か月
程度で大丈夫です。」などと長めに回答しておきましょう。

2.内定通知日から入社意思回答日まで

①全力で会社内容を再調査する

ネットの口コミ、会社の記事(過去に問題やニュースになった事項などがあった場合
、古い記事として残っている場合がある)を調べてみましょう。

上場会社であればネットで有価証券報告書、非上場であれば帝国データバンク、または
東京商工リサーチのネット情報、公共図書館にある会社年鑑の情報、知人、関係者への
聞き取りなどを実施します。

②入社しようとしている会社の同業他社と比較する

同業他社に対して①の内容を調べて、給与面を含む待遇、利益率、その他比較して
大きな隔たり(利益率が大きく違うなど)があったら、さらに調査します。

③ 上記①、②の結果で不明、疑問点があれば入社を検討している会社へ問い合わせる

遠慮する必要はありません。入社するまでは会社側と完ぺきに対等です。

④ある程度納得できたら会社に入社の意思を伝えるのと同時に入社日の相談をする

注意点:在職中の場合は、この段階では在職中の会社に退職の意思を伝えてはいけません。

入社しようとする会社との、入社までのやり取りの中でブラックが判明することが
あるからです。

ブラックが判明したため入社を撤回し、在職中の会社に居続けようとしても退職の意思表示を
してしまっていては、まずいですから。

⑤入社の意思表示から入社日まで

入社予定の会社から入社日までに用意するべき書類を依頼される場合があります。

A)雇用契約書

署名捺印して入社日に持参するように依頼される場合があります。
契約内容が自分に著しく不利になる部分や、明らかに法令違反と思われる箇所が
ある場合は、労働基準監督署、役所の法律相談、法律事務所の無料相談などで
相談することをお勧めします。

雇用契約書の解雇や賞罰に関する条項で、「上司に反抗または反抗的な態度を
とったり、命令に従わない場合に・・・」と、わざわざ明記している場合は
ほぼほぼブラックと判断して良いです。

このことは日常的に会社(経営者)の一方的な強制により会社の統制をとっている
とわかります。

B)社会保険関係

保険関係は簡単な説明文書を渡されて、法令通りに手続きされず、損をすることが
考えられますので注意を要します。

まず、健康保険と厚生年金保険はセットです。
保険の資格取得日:会社に使用されるようになった日(入社日)
保険の資格喪失日:会社に使用されなくなった日の翌日(退職日の翌日)

これを押さえておきます。

書面で、具体的に書面や口頭で説明が無い場合は、会社の人事担当者に問いあわせて
下さい。

質問の仕方、「社会保険の資格取得日は入社日の●月▲日で間違いないでしょうか?」
です。

それに対する回答があなたの入社日と相違して、「●か月後からです」であれば、
その時点でブラック確定です。法令違反ですので、会社側に指摘して反応をみます。
押し通してくるようであれば、保険関係にかかわらず、遵法精神が欠けた会社と
判断できますね。

まとめ

入社が内定した後も、実際に入社するまでは自分が納得するまで確認作業を要します。
応募前の調査・確認作業よりも真剣に行う必要があります。
入社への期待感、高揚感から、その確認作業が疎かにならないように願っています。

2020年9月22日
転職キャプテン

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