先日、某新聞記事に、中途採用求人倍率が1.65倍になったと出ていました。
10月の数字ですが、8月と同水準です。
現段階で中途採用の求人が増えているので転職しやすいのかどうか、ということを見てみましょう。
転職活動での行動に役に立つと思います。
有効求人倍率が上がっても、転職し易くなるわけではありません
全体で考えれば、求人数が増えていると転職しやすくなるかな、と思えるかもしれませんが、個々人を考えれば、大した変わりはありません。
ある個人が転職しようとしたときに、どんな職種でも大丈夫、という人はいないと思います。
逆にどんな職種でもOKという求職者と、特定のスキルを持っていることなど関係なく、どんな人でも採用候補ですよ、という求人側があれば転職しやすくなるでしょうけども、まずあり得ません。
ですので、新聞などメディアの記事は参考程度にして、あまり考えないほうがいいです。
平常心を保ちつつ、チャンスをうかがう事が重要です。
このチャンスは、記事と関係しません。求人倍率が高くても、チャンスが来ない時は来ませんし、求人倍率が低くてもチャンスは来ます。
常に準備をしておかないとチャンスをものにできません。
国内全体で考えるなら、経済の先行きは好転する予兆
求人倍率は、業界別に見れば良いところ悪いところはありますが、国内全体では好転しつつある、と
いう風に判断はできます。
経済の動きはどうかというと、自動車業界の回復が顕著です。
自動車部品に動きが出てきていますし、物によっては通常通り、コロナ前まで回復か、と思わせるようなものがあります。
日経平均株価指数を見てみると、上がってきています。
株価は将来の経済状況の先行指数と言われていますが、それを信じるのであれば好転すると思われる、ということです。
先行きは?
現状、希望退職などで人員を削減し、生き残りを模索している企業もたくさんありますが、先行きは時間はかかるかも知れませんが、回復基調にあると思われます。
この回復に、どのくらいの時間がかかるか誰もわからないと思います。
2~3年かかる、などとある意味適当なコメントが多い中、実際は分からない、というのが本当のところと思います。
今までの疫病などの流行から終息までの期間を参考にすれば、そのくらいかな、といった具合でしょう。
転職市場はどうなっているか 先々は明るいか
希望退職を募っている企業が増えて、応募者への転職支援サービスの提供が条件となっているケースが大半なので、転職エージェントのリプレースメントサービス部門(転職支援サービス部門)は忙しくなってきていると思われます。
もちろん求職者が増えて、求人側からすると、人材を確保する良いチャンスでしょう。
ただ、選考基準は厳しいと思います。企業はどこも、少数精鋭化を目論んでいますから。
転職市場がどうか、というと、求人数はそれほど増えてはいませんが、求職側は確実に増えていることから、”活況を呈している” 状態でしょう。
”活況を呈している” のですが、多くの転職希望者が、希望通りの転職が出来ていてハッピーかといえば、必ずしもそうではなく、困難な状況と思われます。
将来は明るい 必ず夜明けは来る!
しばらくは、このような閉塞感を味わうことになりますが、ずっと続くわけではありません。
求人倍率は多少なりとも上がってきている兆候が見えてきているので、少しづつ先々は明るくなってきます。
世の流れは繰り返すものです。サイクルがあるのですね。先々は明るくなってきます。
その時に備えて準備です。
どのように準備するか
準備すると言っても、具体的にどのようにしたら良いか、特に今まで転職未経験であればピンとこないかも知れません。
でも心配ご無用です。
転職エージェントをうまく利用することで効率をグンと上げることが可能になります。
希望する業界、職種、条件など、自分のポリシーは自分で決めなければなりませんが、それが決まれば転職エージェントに相談し、転職先が決まるまでサポートしてもらいましょう。
おすすめの転職エージェントは?
転職未経験であったり、20代で若い営業職希望者
それに特化したエージェントがあります。
エージェントの元優秀営業マンのアドバイザーが転職まで、きめ細かに転職者の立場を理解しながらフォローしてくれます。
なんでも扱っている大手エージェントと違い、20代で営業職に特化して対応しているという質を考えると、規模は大きくなくとも特化型のエージェントのほうが効率良い場合があります。
もう一つ、
20~30歳代をターゲットに、転職トレーニングを提供しているエージェントで、あなたを転職市場で評価される各種応募書類の作成方法から面接対策まで、しっかりマンツーマンで受けられることが特徴。
IT Web ゲーム関連エンジニア
また、IT、Web、ゲーム関連のエンジニアとして転職を考えている人には、特化した転職エージェントがおすすめです。
エンジニアとしての転職だけでなく、独立の支援サービスも手掛けていて、特化型転職エージェントとして業界の豊富な情報を、専門のキャリアコンサルタントが最後までフォローしてくれます。
大手には負けないIT Web業界情報を効果的に活用し、転職に導いでくれるエージェントとして活用する価値ありです。登録は無料なので、気軽に登録~面談をしてみてください。
まとめ
現在(2020年11月24日)を考えると、新型コロナウィルス感染者がどんど増えており、大手企業も希望退職を募ったりのリストラ策発表ラッシュ、暗いニュースが多いです。
しかし、いつまでも続くわけではありません。若干ですが、求人倍率の上向きが感じられてきています。
先々好転するに違いありません。時間はかかるでしょう。
求人も好転しますね。それに向けて準備の時です。
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