転職面接における志望動機の作文法 公式を用いれば簡単です

面接

転職面接で、ほぼ100%質問される志望動機。

どのように志望動機を作文し、述べればよいのか、結構むずかしいと思います。

転職の面接を多く経験し、また一部上場会社在籍時、人事部の応援で採用面接を実施した経験もある筆者が、ライバルに差をつける志望動機作文法を解説します。

志望動機作文に困っているあなたを助けます。

志望動機の内容構成 転職面接はもちろん、新卒面接にも使える

志望動機=なぜ、この会社に入社したいのか、の質問に回答すること、と定義します。

基本形 A+B+C

A. 自分の経験した中での主要な出来事

自分が実際に経験した感動的、有意義な出来事のことです。

例:①自分が子供のころ、道に迷って困っていたところ、ある人に道を案内されて助かった。

②自分が登山していて熊に襲われそうになった時に、他の登山客の熊撃退スプレーにより

助けられた。

 

B. どういうことを思うようになったか、どのようなことに感動、感謝の念を持つようになったか

上記A.の事により、自分がどのような思いを持つようになったか、です。

例:①自分も困っている人がいたら助けてあげられる大人になるんだ、という思い。

②今度は自分が、他の人が危険な目に合いそうな時には助けてあげられるようになりたい、
という思い。

 

C. それを基にこれからどういう事をしていきたいか

上記B. を実行するために、どうしたいのか、どうすれば実現できるのか、です。

 

このA~Cをつなげて、これを実現できるから、この会社を志望した、というストーリーにまとめればOKです。

志望動機作文例(基本形 A+B+C を用いて)

なぜこの会社に応募したのか、簡単に説明いただけますか?

私は学生のころ、アルバイトを探すときに御社が発行している「〇〇ニュース」を利用することによって良いアルバイト先を見つけることができ、非常に有難いと思いました。・・(A部分

このような「〇〇ニュース」のような役に立つものを他の学生達にも利用してもらいたいな、という思いもあり・・(B部分)、より良いものにして学生たちに提供していきたいと考えるからです(C部分)。

A部分で、自分が学生時代に経験したアルバイト探しをしたこと

B部分で、役に立つものなので他の学生にも利用してもらいたいという思い

C部分で、A,B部分を基に、これからどうしていきたいか、を述べています。

この志望動機例文の効果はいかほどなのか

これは筆者が実際に面接時に使ったフレーズです。

但し、新卒で入社試験を受けたときの2次面接でのことなので、相当昔の話ではあります。

 

状況は

その会社は、今はどこかの会社に買収されてしまったようですが、その当時は結構知名度もあって、会社説明会に行った時には、マスコミ業界に強い某有名私立大学を筆頭に、その業界を目指す学生がたくさんいました。

筆者は普通の法学部だったので、このメディア会社は面接の練習のつもりで受験していました。

 

面接で

一次面接は、ありきたりの面接で、筆者は学校の成績が悪く(優が9個しかない)、面接官からは成績が悪いだの、何だので落ちたと思っていましたが、後日二次面接の連絡があったので行きました。

二次面接は、仕事の概要やこれからの会社の方針を説明され、最後のほうで学生時代何を学んだか、を質問され(成績が悪かったので、なんだこの学生は、と思われていたのでしょう)、アルバイトで社会勉強をしたと回答しました。

 

山場です

そのあと、どのような職種を経験したか質問され、ありとあらゆる職種を答えました。

最後に来ました。「志望動機」の質問です。

筆者は上記のように回答しました。

回答直後、面接官は・・・

「君にはぜひ来てもらいたい人物だ。帰って良く考えてほしい。回答を待ってます。」、と

その場で内定を伝えられました。

効果があったと考えられます。

面接本番では総合力発揮できますよう、合わせてライバルに差をつける方法もご確認ください。

志望動機が必要な理由は 採用側 応募側 から考える

・採用側からすると志望動機を質問することによって

応募者の本気度を探る

業界、会社に対する研究度合い、真剣度を見て、本当に入社した後、きちんと仕事をしてくれ
そうか、できそうかを判断したい。

 

・応募側からすると志望動機に回答することによって

会社の内容を研究、分析して、自分にマッチしていて、自分が入社すれば会社にとってメリットが
あります、とPRする場面。

要は、ミスマッチを防ぐ、という意味合いが強いかもしれません。

 

転職エージェントにも相談してみる価値あり

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まとめ

志望動機の作文方法は、一つの方式に当てはめることです。

応募する業界、会社に合わせてちょっと内容を調整するだけです。

難しく考えると回答するときに、面接官に分かりづらくなる恐れがあります。

記述式であれば読んでもらえますが、口頭での回答になりますので、簡単に面接官の心に響く内容にしたいものです。

内容はあくまでも経験に基づいた内容で、です。

 

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