【ブラック企業対策】 富士そばの未払い賃金事件を参考に 注意!

雑記

立ち食いソバの大手、「富士そば」で起きた、未払い賃金の事例について考えてみたいと思います。

会社本部から店舗へ、実際の労働時間を少なく申告する指示をしていたことと、店舗からの申告労働時間などを会社本部で修正して、実際の労働時間分の賃金を支払わなかった、という事例です。

会社のやっていることは違法です。

このような事例は、いたるところにあると思われます。

今回は、有名な蕎麦屋だったこともあって、記事になったのでしょうが、身近にも存在します。

いわゆる「ブラック企業」ということです。

ブラック企業の特徴や、ブラック企業に入社しないようにするにはどうするべきか、筆者の知るところを解説してみたいと思います。

全くゼロにすることは無理かも知れませんが、少し気を付けることによってブラック企業につかまって、社会人生活において無駄な時間を過ごすことが減ると思います。

ブラック企業の未払いの手口はどんなものか

簡単に言ってしまえば、労働分の時間を過少にカウントして支払わないことです。

 

1.勤怠表に虚偽の時間を記入させる

 

会社指示で、実際に働いた時間を偽って、少なく記入させる。

 

2.勤怠表を会社側(給料計算担当者)が改ざんする

 

従業員が正確に記録した勤怠表を、勝手に改ざんして実際の労働時間より少ない時間にして
しまう。

 

3.勤務表記録どおりの残業分を認めず正しく支払わない

 

よくあるケースですが、残業時間分の給料を支払わない。

就業規則で、残業をする場合は事前に届け出て上司に承認を得ること。などと規定されて
いる場合が多いです。

この場合でも、労働者は大体の場合において会社側と争ったら勝てます。

また、月額給与に●●時間分の固定残業代を含んでいる、という場合も多いです。
特にブラック系は。

固定残業代が、例えば50時間分であったら、50時間を超える分については会社は残業代
を支払う義務があります。

もっとシンプルに残業時間を残業とみなさず、支払う気がもともとない企業、存在します。

 

4.出勤したにも拘わらず休暇扱い(日給月給制の場合)

 

会社が、従業員の労働時間過多が問題になりそうな場合、それを避ける為に休暇扱いにして
労働時間数を調整する。従業員に相談があればまだ良いですが、勝手に調整する場合も。

 

「富士そば」の場合のケースは

かなり悪質な賃金未払いです。

従業員側は、労働組合として会社と団体交渉しましたが、決裂し、労働審判に提訴したようです。

富士そばの店長たちは、残業時間が月200時間を超えることもあったようで、現場が苦労している中、賃金の未払いとは、たまったものではありません。

会社側へ請求された残業代は2億円を超える金額だったようです。詳細は不明ですが、相当な額ですね。

提訴された会社側も、事の重大さが少しは分かったのではないでしょうか。

「富士そば」というと、創業者が結構有名で、メディアにも取り上げられたこともありました。

筆者も何かで見たり読んだりしたことがあって、「富士そば」には良いイメージがありましたので
少し意外に感じました。

実際の中身はわからないものです。

有名で良いイメージを持っている場合、ちょっと注意を要します。

ハロー効果、など、心理的な効果、作用に注意です。

真実を見分けることが出来なくなってしまいます。

このようなブラック企業につかまらないために

ブラック企業に正社員として入社したり、アルバイト従業員になったりすると嫌な思いこそすれ、良いことはほとんどありません。

そうならないように、入社する前にするべきことを頭に入れておきましょう。

ハローワーク編 どうするか

ハローワークの相談員が使用している端末で、企業のブラック情報が閲覧できるようになっています。

過去に何かしら問題があって、ハローワークが独自に知りえたこと、ハローワーク利用者から申告があった場合に、ハローワークのシステムに登録されるようになっています。

相談コーナーで、対象企業のブラック情報を調べてもらうようにしてください。

こちらから聞かないと教えてくれません。相談員から進んで教えてくれることは、まず無いと思ってください。積極的に情報は取りに行く、の精神で。

転職エージェント編  どうすれば良いか

転職エージェントに求人を依頼する企業でブラック系は少ないとはいえ、無いわけでもありません。

転職エージェントのコンサルタントに問いあわせしてください。

もそコンサルタントが良く知らない、という場合は調べてもらいます。

コンサルタントは通常、担当している顧客(求人を出す企業)に定期的にコンタクトをとっていますので大体は、企業の雰囲気、社風、ローカルルールなどは把握しています。

しかし、新規の企業であったり、定期的にフォローしていない企業の場合は良く把握していないケースもありますので、調査依頼をしてください。調べてもらえます。

 

特徴のある転職エージェントは?

多くの転職エージェントが存在しますが、特徴のある3つを紹介したいと思います。

営業職を希望の20歳代であれば、営業職限定で求人情報を豊富に保有していて、あなたをサポートする営業職のキャリアを持つキャリアアドバイザーが多数在籍しているのが特徴

 

20~30歳代をターゲットに、転職トレーニングを提供しているエージェントで、あなたを転職市場で評価される各種応募書類の作成方法から面接対策まで、しっかりマンツーマンで受けられることが特徴

 

18歳から28歳までのフリーター、第二新卒、既卒、学歴を問わず、幅広い経歴の方々を対象に、転職、就職決定まで完全無料でサポートする体制を構築しているのが特徴

コネ、知人など経由編  どうするべきか

これも問いあわせて教えてもらう。

よくわからない場合は調査してもらう。

これしかありません。自分が働いたことのない会社です、わからないのが当たり前です。

これを疎かにすると、ブラック企業へようこそ!! に、なってしまう可能性があります。

まとめ

ブラック企業に入社してしまわないようにするためには、自分でありとあらゆる方法で調べる。

関係者に質問する。

これだけです。

これをすれば高い確率でブラック企業を避けることができます。

あと注意する事は、どこでもいいから転職、入社したい、しよう、という考えを持たないことです。

*下記の記事も参考になると思います
転職前にチョット待った! ブラック企業を見分けよう

 

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